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2026/9/3

秋のBBQに飛騨牛がおすすめな理由|通販で選ぶ部位と美味しい焼き方

朝晩の空気がひんやりしてくると、「今年もそろそろ外で肉を焼きたいな」と思う方は多いのではないでしょうか。夏の暑さが落ち着き、空が高く澄みわたる秋は、屋外で食事を楽しむのに本当に気持ちのいい季節です。きのこや根菜、新米といった旬の食材が出回り、紅葉の景色を眺めながら味わうバーベキューには、夏とはまた違った豊かさがあります。虫や熱中症の心配が少ない秋のバーベキューなら、小さな子どもから年配の方まで、無理なく参加しやすいのも嬉しいところです。

 

せっかく家族や友人が集まるのですから、食材にも少しだけこだわってみませんか。そこでおすすめしたいのが、岐阜県が誇るブランド牛「飛騨牛」です。きめ細かな霜降りと口どけの良さで知られる飛騨牛は、塩をふって焼くだけで立派なごちそうになり、屋外の食卓を一気に華やかにしてくれます。近年は通販で手軽に取り寄せられるようになり、近くに専門店がない方でも上質な飛騨牛を手に入れやすくなりました。

 

ただ、精肉店の店頭に立っていると、「バーベキューにはどの部位がいいの?」「何人分でどれくらい買えばいい?」「外で扱うときに気をつけることは?」といったご質問を本当によくいただきます。飛騨牛は決して安い買い物ではありません。だからこそ、選び方や焼き方、持ち運び方を少し知っておくだけで、当日の満足度は驚くほど変わります。

 

本記事では、秋のバーベキューに飛騨牛がおすすめな理由をはじめ、屋外で楽しみやすい部位の選び方や通販で購入する際のポイント、美味しく焼くためのコツをわかりやすく紹介します。家族や友人と過ごす秋のバーベキューを、いつもより少し贅沢に楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

 

 

バーベキューといえば夏のもの、というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。けれども、実際に屋外で数時間を過ごすことを考えると、快適さの点では秋に軍配が上がります。気温が下がることで炭火のそばにいても暑さを感じにくく、食材の傷みや熱中症のリスクも相対的に低い季節だからです。

 

秋は行楽シーズンでもあります。岐阜県内の高原や川沿いのバーベキュー施設では、秋に飛騨牛フェアを開催したり、飛騨牛入りのセットを用意したりするところが見られ、「秋に飛騨牛を外で焼く」という楽しみ方は、この地域ではすっかり定着しつつあります。

 

こうした環境のなかで飛騨牛を取り入れると、屋外の食事が単なる「外ごはん」から「特別な体験」へと変わります。ここでは、秋のバーベキューに飛騨牛を選ぶ理由を、季節の快適さと特別感という2つの視点から見ていきましょう。

 

過ごしやすい季節に屋外で食事を楽しめる

 

9月下旬から11月にかけては、日中の気温が20℃前後まで下がる地域が多く、屋外で動き回っても汗だくにならずに済みます。炭火の熱がむしろ心地よく感じられ、ゆっくり時間をかけて肉を焼き、会話を楽しむ余裕が生まれるのは、秋ならではの良さです。

 

真夏だと「暑いから早く片付けよう」となりがちなバーベキューも、秋なら午後から夕暮れまでのんびり続けられます。日が傾くと少し肌寒くなるので、温かい飲み物や羽織るものを用意しておくと最後まで快適です。

 

夏に比べて涼しい環境でゆっくり楽しみやすい

 

真夏のバーベキューで一番つらいのは、火のそばで焼き続ける「焼き係」です。秋であれば焼く人も食べる人も無理なく過ごせるため、交代しながら全員が食事に参加できます。焼き係が一人だけ汗まみれ、という光景は避けたいものです。

 

涼しさは食材管理の面でも味方になります。厚生労働省が注意を呼びかけているとおり、食中毒の原因となる細菌の多くは気温が高いほど増殖しやすいため、気温の下がる秋は生肉を扱ううえでのリスクが夏よりも抑えられます。ただし「秋だから大丈夫」と油断せず、後述する保冷の基本は守ってください。

 

家族や友人と食卓を囲む時間を作りやすい

 

秋は三連休や天気の安定した週末が多く、家族や友人と予定を合わせやすい時期です。敬老の日や文化の日、勤労感謝の日といった祝日を活用すれば、普段なかなか会えない人と屋外で食卓を囲む機会をつくれます。

 

バーベキューは全員が同じ火を囲み、焼きながら食べる参加型の食事です。料理の準備を一人が抱え込む必要がなく、誰かが焼いて誰かが取り分けて、と自然に役割が回っていきます。久しぶりに顔を合わせる親族や友人同士でも、火を囲めば会話はおのずと弾むものです。

 

飛騨牛を取り入れることで特別感を演出できる

 

一般的なバーベキューの肉といえば、輸入牛や切り落とし肉をたっぷり用意するスタイルが主流でしょう。そこに飛騨牛を一品加えるだけで、「いつものバーベキュー」が「記念日のごちそう」に変わるのを、私たちは店頭で何度も目にしてきました。

 

飛騨牛は、岐阜県内で14か月以上肥育された黒毛和種のうち、公益社団法人日本食肉格付協会による肉質等級が5等級・4等級・3等級のものだけが名乗れる銘柄です。飛騨牛銘柄推進協議会が認定・管理を行っており、肥育期間と肉質等級の両方を満たした牛肉だけが市場に出回る仕組みになっています。この裏付けがあるからこそ、「今日は飛騨牛だよ」のひとことに重みが出るのです。

 

網の上でじゅうじゅうと音を立てながら脂が溶け出す飛騨牛は、見た目でも香りでも場を盛り上げてくれます。全部を飛騨牛にする必要はありません。主役として少量を用意するだけでも十分に特別感が出せるので、予算を抑えたい方にも取り入れやすいと思います。

 

 

バーベキューで楽しみたい飛騨牛の魅力

飛騨牛というと、すき焼きやしゃぶしゃぶを思い浮かべる方が多いかもしれません。ですが、焼肉店で日々炭火を扱っている立場から言わせていただくと、バーベキューとの相性も抜群です。炭火の遠赤外線で焼かれた飛騨牛は、表面は香ばしく、内側はやわらかくジューシーに仕上がり、家庭のフライパンとは別物の味わいになります。

 

屋外での調理は、凝ったソースや複雑な工程を必要としません。だからこそ、素材そのものの良し悪しが味にはっきり表れます。上質な飛騨牛であれば塩だけで十分に美味しく、タレに頼らない食べ方ができます。

 

ここでは、バーベキューという場面に絞って、飛騨牛の魅力がどのように発揮されるのかを3つの角度から整理します。

 

部位によって異なる味や食感を楽しめる

 

一頭の牛からは、ロース、バラ、モモ、ウデ、ハラミなど多様な部位が取れ、それぞれ脂の量や繊維のきめが異なります。飛騨牛も例外ではなく、同じ飛騨牛でも部位が違えば別の料理のように感じられるほど、味わいに幅があります。

 

バーベキューでは一度に複数の部位を網に並べられるため、この多様性を存分に活かせます。家族それぞれの好みに合わせて部位を選べば、「自分の好きな肉がない」という人が出にくくなります。

 

霜降りならではのコクを楽しむ

 

サーロインやリブロース、カルビ、ザブトンなど霜降りの多い部位は、加熱すると脂が溶け出し、濃厚な甘みとコクを感じられます。飛騨牛の脂は融点が比較的低いとされ、口に入れた瞬間にとろけるような食感が特徴です。

 

炭火で焼くと、溶け出した脂が炭に落ちて立ちのぼる煙が肉に香りをまとわせ、家庭のコンロでは出せない香ばしさが加わります。霜降り肉は焼きすぎると脂が抜けて硬くなるので、さっと焼いてすぐ食べるのが鉄則です。

 

赤身なら肉本来の旨みを味わいやすい

 

モモやウデ、ランプといった赤身主体の部位は、脂が控えめなぶん、噛むほどに肉の旨みが広がります。飛騨牛の赤身は一般的な牛肉の赤身と比べてきめが細かく、赤身でもやわらかさを損なわないと評価されることが多くあります。

 

脂っこいものが苦手な方や年配の方には、赤身のほうが食べやすく、量を食べても重く感じにくい利点があります。塩とわさび、あるいはレモンを軽く絞るくらいのシンプルな味付けで、飛騨牛本来の風味を楽しんでいただけます。

 

シンプルな焼き料理だから肉の味を感じやすい

 

バーベキューの調理は、突き詰めれば「焼く」だけです。煮込みや味付けで調整する余地が少ないため、素材の品質がそのまま仕上がりに反映されるのが特徴です。この点で、品質の裏付けがある飛騨牛はバーベキューに向いた食材だと言えるでしょう。

 

家庭のキッチンならソースや付け合わせで肉の印象を変えられますが、屋外ではそうした工夫に限界があります。だからこそ、肉そのものの旨みが強い飛騨牛を選べば、特別な調理技術がなくても美味しく仕上がるのです。

 

もうひとつ、飛騨牛は脂の質が良いとされるため、焼いたときの香りが格別です。網の上で脂が弾ける音と香りは、食べる前から期待感を高める演出になり、屋外の開放的な雰囲気と相まって、食事の満足度を押し上げてくれます。

 

複数の部位を用意すれば食べ比べも楽しめる

 

バーベキューでは、少量ずつ複数の部位を用意して食べ比べを楽しむ方法をおすすめしています。カルビとモモ、ロースとハラミというように、脂の量や食感が対照的な部位を組み合わせると、それぞれの個性がより際立ちます。

 

食べ比べの順番は、あっさりした赤身から始めて徐々に脂の多い部位へ進むと、味の違いを感じ取りやすいと言われています。塩とタレの両方を用意しておけば、同じ部位でも味の変化を楽しめ、最後まで飽きずに食べ進められます。

 

「この部位が一番好き」「いや、こっちでしょ」と盛り上がるのも食べ比べの醍醐味です。家族や友人の好みを知るきっかけになり、次回のバーベキューの肉選びにも活かせるはずです。

 

 

秋のバーベキューにおすすめの飛騨牛の部位

バーベキューに向いた部位の条件は、「焼いてすぐ美味しい」「屋外でも扱いやすい」の2つです。鍋料理向けの極薄切りは網の目から落ちやすく、あっという間に焦げてしまうため、ある程度の厚みがある焼肉用カットを選ぶのが基本になります。

 

ここでは、用途や好みに応じて選びやすい代表的な部位を紹介します。どれか一種類に絞るより、2~3種類を組み合わせたほうが食卓の満足度は上がります。

 

焼肉らしいジューシーさを楽しむならカルビ

 

カルビは牛のバラ部分から取れる部位で、脂と赤身が層になった構造が特徴です。飛騨牛のカルビは脂の甘みが強く、焼肉のイメージそのままのジューシーさを楽しめるため、子どもから大人まで人気があります。

 

バーベキューの定番として外しにくい部位であり、タレとの相性も抜群です。ただ、脂が多いぶん炭に脂が落ちて炎が上がりやすいので、網の端で焼いたりトングでこまめに動かしたりする気配りが必要になります。

 

脂の旨みと香ばしさを楽しみやすい

 

カルビの魅力は、脂が溶けて表面がカリッと香ばしくなり、内側にジューシーさが残る焼き上がりにあります。炭火で焼くと、落ちた脂の煙が香りづけの役割を果たし、フライパンでは出せない風味が加わります。

 

薄めのカットなら片面ずつ短時間で焼き上がるため、次々に焼いて食べるテンポの良さもバーベキュー向きです。とはいえ、脂の多い部位ばかり食べ続けると満腹感が早く訪れます。赤身や野菜と交互に食べると、最後まで美味しくいただけます。

 

肉らしい味わいを楽しむなら赤身

 

モモ、ウデ、ランプ、イチボといった赤身部位は、脂が控えめで肉本来の味をしっかり感じられます。飛騨牛の赤身は筋繊維がきめ細かく、噛みしめるほどに旨みが広がるのが特徴です。

 

赤身は霜降り部位に比べて価格が抑えめな傾向があるため、人数の多いバーベキューでは量を確保しやすいのも利点です。霜降りのカルビやロースを主役に据え、赤身を量的な土台にする構成にすれば、予算と満足度の両方に目配りできます。

 

赤身は火を通しすぎると硬くなりやすい部位です。表面に焼き色がついたら早めに裏返し、中心にほんのり赤みが残る程度で網から上げると、やわらかさを保てます。塩と黒こしょう、わさび醤油など、脂に頼らない味付けが引き立つのも赤身ならではです。

 

特別感を重視するならロースやステーキ用の肉

 

サーロインやリブロースといったロース系の部位は、きめ細かな霜降りと上品な甘みを兼ね備えた、飛騨牛を代表する部位です。バーベキューで厚切りのステーキとして焼けば、その場の主役になる一枚として強い印象を残します。

 

価格帯は高めになりますが、一人100~150g程度あれば十分に満足できます。全員分を用意するのが難しければ、一枚を焼いて切り分け、皆で少しずつ味わうという楽しみ方でも構いません。むしろそのほうが盛り上がることもあります。

 

厚切り肉は食卓の主役にしやすい

 

厚さ2cm前後のステーキ肉は、網の上に置いた瞬間から存在感があり、焼き上がりを待つ時間そのものがイベントになります。切り分けたときの断面の美しさは、写真に残したくなる特別感を演出してくれるでしょう。

 

厚切り肉を美味しく焼くには、表面を強火で焼き固めてから弱火の位置に移して中まで火を通し、焼き上がったら数分休ませて肉汁を落ち着かせる、という手順が基本です。少し手間はかかりますが、そのぶん達成感も大きくなります。

 

薄切り肉とは違った食感を楽しめる

 

薄切りの焼肉用カットが「さっと焼いてすぐ食べる」軽快さを楽しむものだとすれば、厚切りのステーキは噛みしめる食感と溢れる肉汁を楽しむものです。同じ飛騨牛でも、厚みが変わるだけでまったく異なる体験になります。

 

一度のバーベキューで薄切りと厚切りの両方を用意すれば、食感の対比そのものが楽しみになります。前半は薄切りで盛り上がり、後半にステーキを焼いて締めくくる、といった流れをつくると、食事全体にメリハリが生まれます。

 

 

通販でバーベキュー用の飛騨牛を選ぶポイント

飛騨牛を取り扱う精肉店が近くにない場合や、事前に余裕を持って準備したい場合は、通販の利用が便利です。一方で、実物を見ずに購入することになるため、内容量・カット・配送条件の3点を注文前にしっかり確認しておく必要があります。

 

通販の商品ページには、グラム数、部位、カットの厚さ、冷蔵か冷凍か、配送日数といった情報が記載されていることが一般的です。これらを読み解きながら、自分たちのバーベキューに合った商品を選んでいきましょう。

 

人数に合わせて内容量を確認する

 

バーベキューで肉が足りなくなるのも、大量に余ってしまうのも避けたいところです。一般的な目安として、大人一人あたりの肉の量は200~300g程度とされますが、飛騨牛のような脂の乗った肉は満足感が高いため、一人150~200g程度でも十分なケースが多く見られます。

 

以下の表は、飛騨牛を主役にしたバーベキューでの、人数別のおおよその目安です。

 

参加人数飛騨牛の目安量組み合わせ例
大人2人300~400gカルビ200g+赤身200g
大人4人600~800gカルビ300g+赤身300g+ステーキ1枚
大人6人900g~1.2kgカルビ400g+赤身400g+ステーキ2枚
大人4人+子ども2人700~900gカルビ300g+赤身300g+ハンバーグ

 

あくまで参考値ですので、食べ盛りの若い世代が多ければ多めに、年配の方が中心なら少なめに調整してください。他の肉や野菜をどれだけ用意するかによっても、飛騨牛の必要量は変わります。

 

肉以外の食材も考えて量を決める

 

バーベキューでは、飛騨牛以外にも鶏肉や豚肉、ソーセージ、野菜、海鮮、焼きおにぎりなど、さまざまな食材が並びます。これらを合わせた総量で満腹になるわけですから、飛騨牛だけで満腹を目指す必要はありません。

 

秋なら、さつまいも、かぼちゃ、きのこ類、とうもろこしといった旬の野菜を添えると、彩りも栄養バランスも整います。飛騨牛は「味わう」ポジションに置き、量は他の食材で補う。そう割り切ると、予算を抑えつつ満足度の高い構成になります。

 

複数の部位を楽しむならセット商品も検討する

 

通販では、焼肉用にカルビ・ロース・モモなどを詰め合わせたセット商品が販売されていることがあります。単品で複数の部位を買いそろえるより、一度の注文で食べ比べの準備が整うため、初めて飛騨牛を取り寄せる方には選びやすい選択肢です。

 

セット商品を選ぶ際は、どの部位が何グラムずつ入っているかを確認しましょう。同じ「焼肉セット」という名称でも、中身は店舗によって大きく異なります。家族の好みに合わせて、霜降り寄りか赤身寄りかを見極めることが大切です。

 

焼き方に合わせて肉の厚さやカットを選ぶ

 

同じ部位でも、カットの厚さによって向いている焼き方は変わります。バーベキューでは、すき焼き用やしゃぶしゃぶ用の極薄切りは網の目から落ちたり、あっという間に焼けすぎたりするため、焼肉用の厚さ(3~5mm程度)か、ステーキ用の厚切りを選ぶのが基本です。

 

商品ページに「焼肉用」「BBQ用」「ステーキ用」といった用途が明記されていれば、それに従えば失敗がありません。「切り落とし」と表記された商品は厚さが不揃いなことが多く、焼き加減の調整が難しくなる点に注意してください。

 

味付け済みのタレ漬け肉は、タレが焦げやすいので火加減に気を配る必要がありますが、下味の手間が省けるのは大きな利点です。火起こしから焼きまでを担当する人の負担を考えて、味付け肉と生肉を組み合わせるのも一案です。

 

配送日と保存方法を事前に確認する

 

通販で生鮮食品を購入する場合、配送日の指定ができるか、冷蔵便か冷凍便か、到着後の消費期限はどれくらいかを必ず確認しましょう。バーベキュー当日に届くよう設定すると、配送遅延があったときに手の打ちようがありません。前日か前々日の到着を目安にすると安心です。

 

冷凍便で届く商品は、到着後すぐに冷凍庫へ入れ、バーベキュー前日に冷蔵庫へ移して解凍する流れが基本です。冷蔵便の場合は消費期限が短いことが多いため、到着から使用までの日数が期限内に収まるかを確認してください。

 

秋の行楽シーズンは配送が混み合うこともあり、人気商品は早々に売り切れることもあります。バーベキューの1週間前には注文を済ませておくと、余裕を持って準備できるでしょう。

 

 

バーベキューで飛騨牛を美味しく焼くコツ

上質な飛騨牛を用意しても、焼き方を誤れば本来の美味しさは半減してしまいます。とりわけ屋外の炭火は火力のムラが大きく、家庭のコンロより扱いが難しいものです。ただ、いくつかの基本を押さえるだけで、飛騨牛のやわらかさと旨みを最大限に引き出すことはできます。

 

ここでは、焼く前の準備、火加減の調整、焼く量の管理という3つのポイントに分けて、焼肉店の現場でも意識している実践的なコツを紹介します。

 

焼く前に肉の状態を整える

 

冷蔵庫から出したばかりの冷たい肉をいきなり網に乗せると、表面だけが焼けて中が冷たいままになりやすく、仕上がりにムラが出ます。焼く20~30分前にクーラーボックスから取り出し、表面の冷たさを取ってから焼き始めるのが基本です。

 

ただし、秋とはいえ屋外で長時間常温に置くのは衛生面で避けるべきです。直射日光の当たらない日陰で、必要な分だけを短時間出すようにしましょう。肉の表面に出たドリップ(水分)はキッチンペーパーで軽く拭き取っておくと、焼いたときに水っぽくならず、香ばしく仕上がります。

 

冷凍肉は適切な方法で解凍する

 

通販で冷凍の飛騨牛を購入した場合、解凍方法が仕上がりを左右します。農林水産省などが示す食品保存の基本では、冷蔵庫内での低温解凍が、肉汁の流出を抑えて品質を保ちやすい方法とされています。前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移しておけば、当日の朝には使える状態になっていることが一般的です。

 

常温での放置や電子レンジでの急速解凍は、表面と中心の温度差が大きくなって品質が落ちやすく、細菌が増殖しやすい温度帯に長く置かれる懸念もあります。どうしても時間がないときは、密閉袋に入れた状態で氷水に浸す方法が比較的安全とされていますが、基本は前日からの冷蔵解凍と覚えておいてください。

 

部位や厚みに合わせて火加減を調整する

 

炭火は、炭の量と配置によって火力の強い場所と弱い場所をつくれます。網の片側に炭を多く寄せて強火ゾーン、反対側を弱火ゾーンにしておくと、部位や厚さに応じて焼く場所を使い分けられるため、焼き加減の調整が格段に楽になります。

 

霜降りの多い部位は脂が落ちて炎が上がりやすいので、炎が出たら弱火ゾーンへ移動させるか、トングで持ち上げてやり過ごします。炎で直接あぶられると表面が焦げて苦みが出るため、こまめに肉を動かすことが美味しさにつながります。

 

薄切り肉は焼きすぎに注意する

 

焼肉用の薄切り肉は、強火で片面を短時間焼き、表面に肉汁が浮いてきたら裏返し、もう片面をさっと焼けば完成です。飛騨牛は火が入りすぎると脂が抜けて硬くなるため、「もう少しかな」と思うタイミングで網から上げるくらいがちょうどよいとされています。

 

一方で、厚生労働省は食中毒予防の観点から、肉は中心部までしっかり加熱することを推奨しています。特に子どもや高齢者、体調のすぐれない方が食べる場合は、中までしっかり火を通すことを優先してください。薄切り肉は厚みがないため、両面に焼き色がつけば中心まで十分に熱が通っていることがほとんどです。

 

厚切り肉は表面と中心の火の入り方を意識する

 

ステーキ用の厚切り肉は、まず強火ゾーンで両面に焼き色をつけ、その後弱火ゾーンに移してじっくり中まで火を通します。表面を先に焼き固めることで肉汁を閉じ込めながら中心まで加熱できるため、外は香ばしく中はジューシーな仕上がりになります。

 

焼き上がりの目安は、肉の表面を指で押したときの弾力で判断する方法がありますが、慣れないうちは中心部に金串を刺して数秒待ち、串が温かくなっていれば火が通っているという確認方法が分かりやすいでしょう。焼き上がったらすぐに切らず、アルミホイルで軽く包んで3~5分ほど休ませると、切ったときに肉汁が流れ出しにくくなります。

 

一度に大量の肉を焼かない

 

網いっぱいに肉を並べると、網の温度が一気に下がり、焼き色がつく前に肉から水分が出て蒸し焼きのような状態になってしまいます。食べる分だけを少しずつ焼くことが、飛騨牛を香ばしく仕上げる最大のコツです。つい欲張って並べたくなる気持ちはよく分かりますが、ここはぐっと我慢してください。

 

焼き上がった肉を網の上に放置すると、余熱で火が入り続けて硬くなります。焼けたらすぐに皿へ取り、温かいうちに食べるリズムをつくりましょう。焼き係を交代しながら、全員が「焼きたて」を味わえるようにすると、飛騨牛の良さが最後まで続きます。

 

生肉を扱ったトングと、焼けた肉を取るトングや箸は必ず分けてください。厚生労働省が注意喚起しているとおり、生肉に触れた器具で焼けた肉を扱うと、せっかく加熱した肉に細菌が付着するおそれがあります。「生用」「焼けた用」の2本のトングを用意し、使い分けを徹底することが、屋外での食事を安全に楽しむ基本です。

 

 

屋外へ飛騨牛を持ち運ぶ際に気をつけたいこと

バーベキュー会場まで肉を運ぶ間の温度管理は、美味しさだけでなく安全性にも直結します。秋は夏より気温が低いとはいえ、車内や日なたでは思いのほか温度が上がるため、移動中の油断が食中毒のリスクを高めることになりかねません。

 

厚生労働省や消費者庁が示す食中毒予防の三原則は「つけない・増やさない・やっつける」です。持ち運びの場面では、特に「増やさない」ための温度管理と、「つけない」ための食材の分離が重要になります。

 

移動中も低温を保つ

 

細菌の多くは10℃以下で増殖が緩やかになるとされており、肉は購入後から調理直前まで、できる限りこの温度帯を保つことが望まれます。自宅の冷蔵庫から出した瞬間から温度は上がり始めるため、出発直前まで冷蔵し、出してすぐ保冷容器へという流れを意識しましょう。

 

移動時間が長い場合や、現地で食べるまでに時間が空く場合は、保冷剤を多めに入れる、肉を冷凍した状態で持ち出して現地で半解凍の状態から焼く、といった工夫も有効です。

 

クーラーボックスや保冷剤を活用する

 

クーラーボックスを使う際は、あらかじめ保冷剤や凍らせたペットボトルで庫内を冷やしておくと、保冷効果が長持ちします。肉はクーラーボックスの底に近い位置に入れ、その上に保冷剤を置くと、冷気が下へ流れる性質を活かして効率よく冷やせます。

 

開け閉めのたびに冷気は逃げていきます。飲み物用と食材用でクーラーボックスを分ければ、肉の入った側を開ける回数を減らせます。車で移動する場合は、トランクよりも空調の効いた車内に置くほうが温度上昇を抑えられます。

 

直射日光が当たる場所を避ける

 

会場に着いてからも、クーラーボックスを日なたに置いたままにしておくと、内部の温度はじわじわ上がっていきます。木陰やタープの下など日陰に置き、地面からの熱も避けるために、台や敷物の上に置くとよいでしょう。

 

秋の日差しは夏ほど強くないものの、長時間当たれば確実に温度は上がります。焼く直前まで肉はクーラーボックスから出さず、出したらすぐに焼く。この習慣をつけることが、安全で美味しいバーベキューにつながります。

 

生肉とほかの食材を分けて扱う

 

生肉から出るドリップには細菌が含まれている可能性があり、野菜や調理済み食品に付着すると、加熱せずに食べる食材を通じて食中毒を引き起こすおそれがあります。生肉は密閉容器や二重の袋に入れ、ほかの食材と直接触れないようにすることが基本です。

 

屋外で飛騨牛を安全に扱うためのポイントを、以下に整理します。

 

・生肉は密閉容器や二重のビニール袋に入れ、野菜や加工食品と別にして保管する
・生肉を切るまな板や包丁は、野菜用と分けるか、使用後に洗浄・消毒してから使う
・生肉を触った手は、石けんと流水、または除菌シートで必ず清潔にしてから他の作業に移る
・生肉用と焼けた肉用のトング・箸を分け、焼けた肉は清潔な皿に取る
・食べ残した肉は常温で放置せず、早めに処分するか保冷して持ち帰る

 

どれも当たり前のことばかりですが、屋外の開放的な雰囲気のなかでは意外と忘れがちです。準備段階で容器や器具を分けておくだけで、現地での作業はぐっと楽になります。

 

 

秋のバーベキューで楽しむ飛騨牛なら「馬力家グループ」におまかせください。

ここまで、秋のバーベキューで飛騨牛を楽しむための考え方や具体的なコツを紹介してきました。では、実際に飛騨牛はどこで用意すればよいのでしょうか。私たち馬力家グループは、岐阜県を拠点に精肉店と飲食店を展開し、上質なお肉をお届けすることで皆様の笑顔を守りたいという想いのもとで事業を続けてきました。

 

焼肉・ハンバーグ業態の馬力家御嵩本店、肉式下恵土店、馬力家イオンモール土岐店などに加え、可児市には精肉店「肉の馬力家」を構え、ご家庭やアウトドアでの食事向けにもお肉をお届けしています。店舗で召し上がっていただくことも、バーベキュー用にお持ち帰りいただくことも、どちらにも対応できる体制が私たちの特徴です。

 

公式オンラインショップでは、限定牛の味付けハラミや厚切り牛タンの大容量パック、名物の超ハンバーグなど、バーベキューにそのまま使える商品をご用意しています。250gずつの小分け冷凍パックは必要な分だけ解凍できるため、人数に合わせた準備がしやすく、秋のバーベキューにもお役立ていただけます。

 

精肉と飲食の経験を活かして飛騨牛の魅力を届ける

 

馬力家グループは「本物の肉ひとすじ」を掲げ、目利きのプロとしてお肉と向き合ってきました。精肉店として牛・豚・鶏を幅広く扱い、焼肉店で実際に炭火で焼いてお客様に提供してきた経験は、屋外の火で美味しく焼ける肉選びにそのまま活かされています。

 

「バーベキューで失敗しにくい厚さはどれくらい?」「炭火に合う部位はどれ?」といったご相談は、日々お肉を焼いてお客様の反応を見てきた私たちの得意分野です。岐阜に根ざした事業者として、飛騨牛の魅力をお伝えできることを誇りに思っています。

 

バーベキューや焼肉に合わせた肉選びを提案

 

バーベキューは、参加する人数や年齢構成、会場の設備によって、適した肉の種類や量が変わります。シーンをお聞かせいただければ最適な部位とカットをご案内いたしますので、「何を選べばいいか分からない」という段階からでも、遠慮なくお声がけください。

 

精肉店の店頭では、霜降りと赤身のバランスや、子ども向けのハンバーグを組み合わせた構成など、ご家庭ごとの事情に合わせた相談が可能です。焼肉店で培った「焼いて美味しい肉」の知見を、皆様のバーベキューにお役立てください。

 

家族や友人との特別な食事に合う飛騨牛を提案

 

私たちは、人との繋がりに感謝し、人との繋がりを大切にすることを理念としています。家族や友人が集まる秋のバーベキューは、まさにその繋がりを実感できる場面です。火を囲む皆様の笑顔を思い浮かべながら、ふさわしいお肉をご提案させていただきます。

 

初めてご来店いただく方にも気軽にご相談いただける雰囲気づくりを心がけています。秋の行楽シーズンは混雑が予想されますので、ご希望の部位や量がお決まりでしたら、早めのご予約やお問い合わせをおすすめいたします。

 

秋のバーベキューで飛騨牛をご検討の際は、ぜひ馬力家グループへお声がけください。公式ホームページ、オンラインショップ、各店舗にてお待ちしております。

 

  

まとめ

涼しく過ごしやすい秋は、家族や友人と屋外で食卓を囲むのに適した季節であり、そこに飛騨牛を加えるだけで、いつものバーベキューが記念日のごちそうへと変わります。飛騨牛は岐阜県内で14か月以上肥育された黒毛和種のうち、肉質等級3等級以上のものだけが名乗れるブランド牛であり、品質の裏付けがあるからこそ安心して主役に据えられる食材です。

 

部位選びでは、ジューシーさを求めるならカルビ、肉本来の旨みを味わいたいなら赤身、特別感を演出するならロースやステーキ用の厚切り肉というように、目的に応じて組み合わせると食べ比べの楽しさも広がります。通販を利用する際は、人数に合わせた内容量、焼き方に合ったカットの厚さ、冷蔵・冷凍の区分と配送日を事前に確認し、バーベキューの数日前には手元に届くよう余裕を持って注文しておくと安心です。

 

焼き方については、冷凍肉は前日から冷蔵庫でゆっくり解凍し、焼く直前に表面の冷たさを取ってから網に乗せ、薄切りは焼きすぎず、厚切りは表面を焼き固めてから弱火でじっくり中まで火を通すことが基本になります。そして何より、一度に大量に焼かず、食べる分だけを少しずつ焼いて焼きたてを味わうこと。これだけで飛騨牛のやわらかさと香ばしさは最後まで続きます。

 

持ち運びの際は、クーラーボックスと保冷剤で低温を保ち、日陰に置き、生肉とほかの食材や器具を分けて扱うという食中毒予防の基本を守ることで、秋のバーベキューを安心して楽しめます。旬の野菜や澄んだ空気とともに味わう飛騨牛は、きっと忘れられない思い出になるはずです。本記事が、皆様の秋のバーベキューをいつもより少し贅沢にする一助となれば幸いです。